佛教大学 公開シンポジウム(主催:佛教大学総合研究所)
2015/01/08
「通信教育という発想~生涯学習時代の課題と可能性~」開催
佛教大学総合研究所共同研究「遠隔教育と対面教育との連携に関する基礎的研究」では、実践可能な遠隔教育と対面教育との連携について検討する取り組みを行っています。今回のシンポジウムでは、わが国で伝統的に実践している通信教育を「遠隔教育と対面教育との連携」という関心から研究した成果を報告します。
とりわけ通信教育を歴史的観点から評価しなおす試みに重点があります。江戸時代に飛脚を活用し町人にも学習機会を用意した書簡による指導、明治時代に「講義録」を発刊し女性の学習機会を拡張した高等教育機関、発展するICTを活用して可能になってきているオンライン遠隔教育の実践を取り上げ、今後の生涯学習の課題と可能性を検討します。
◆開催概要
【日時】平成27年2月28日(土)14:00~17:30(受付13:30~)
【場所】佛教大学紫野キャンパス 1-517教室
参加費無料・申込み不要
【定員】200名
【主催】佛教大学総合研究所
◆スケジュール
14:00~14:10 開会挨拶 白石 克己(研究代表/佛教大学教育学部教授)
14:10~14:55 講演「書簡の交流が学びを拓く-本居宣長(鈴の屋塾)の現場から」
白石 克己
14:55~15:40 講演「明治時代における女性への大学拡張の試み-日本女子大学創立者・成瀬仁蔵の熱き想い」
川上 清子(日本女子大学教授)
15:40~16:25 講演「オンライン遠隔教育と対面教育との連携」
篠原 正典(佛教大学教育学部教授)
16:35~17:30 質疑応答
◇司会・コーディネーター:鈴木 克夫(桜美林大学大学院教授)
【お問い合わせ】
佛教大学総合研究所
TEL:075-495-2150(直通)
Email:soken@bukkyo-u.ac.jp
詳細、お申込みはこちらをご覧ください。
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