通信教育受講への期待

2018/07/16

 今回、星槎の「行動分析学」という科目を受講する予定です。杉山尚子先生のお話を伺い、受講してみたいと思ったのがきっかけです。
 
昔から先生のランクとしては、昼間大学→昼間高校→夜間大学→夜間高校→通信教育の順で「落ち武者感」のようなものがあったように思います。それは、世間も生徒もそうだったでしょうし、先生自身にもそんな気持ちがなかったとはいえないように思います。「どうしてオレがこんな場末の学校の先生なんだ・・・!」(あくまでも個人の感想です。)
 ところが、3月の星槎横浜の会合に参加し、また、静岡で杉山先生のお話を聞いて驚きました。国鉄やJR東海の通信教育担当者(講師を含む)と同じような気持ちで取り組んでいる人たちがいたからです。 それで、ぜひ通教を受講したいと思うようになりました。冥途の土産とでもいいましょうか?
 18歳で国鉄の「鉄道一般」を受講し、半世紀後に再度通信教育で学べるなんて、本当に嬉しいことです。

(元国鉄職員 長谷川晴通)
(「日本通信教育学会報」通巻50巻より)